リフォーム

悪徳業者に騙されるな!!被害にあわない為に確認すべき3つの事

悪徳建設業者を見破る方法と判断軸

今年は例年より台風の発生が遅く、8月より多発するのではと予測されています。

そこで心配されるのが天災の度に便乗して現れる”悪徳業者”の存在です。

【近年の例】
■千葉県(19年)ビニールシートをガムテープで張り「18万円」
■大阪府(18年)ガス機器の点検と称して数十万円
■(都度)保険が使えると言って強引に契約、解除しようとすると違約金を払え

等、数えきれない程の手法があります。
特に今後はコロナの影響も有り、更に不安に追い打ちをかけてくるでしょう。

同じ建設業界の人間として、許せません。
しかし『金額が高い=悪徳』ではありません。
その理由を詳しく説明します。
この記事で分かる事

■天災時に悪徳企業に騙されなくなる
■真っ当な会社と悪徳業者の違いが分かる
対策方法が分かる

悪徳業者とは

まず初めに”悪徳業者”という言葉を本記事では以下の様に解釈いたします。

自社の儲けのみを優先し、被災者を儲けの道具にしか思っていない
■そもそも建物を直すスキルがない

被災者の目的は”屋根を直して雨漏れを直し、建物の腐食の進行を食い止める事”です。

その目的を果たせないケースが散見されます。

『屋根のブルーシートだけで18万円』が妥当な理由

最初にハッキリ申し上げますとテレビやニュースで取り上げられる『屋根のブルーシート貼り』ですが、18万円は妥当です。

その理由を解説いたします

2m以上の高さの作業は足場を組むことが義務付けられている

国土交通省・厚生労働省が定める『足場に係る 改正労働安全衛生規則』に
”2m以上の高さで作業を行うには作業足場が必要”と定められているのです。

足場とはこれです↓↓↓

皆様も目にした事があると思います。
つまり、何よりも”作業者の安全が第一される”のです。

建設業の見積の基本は人件費+材料費+α

では、具体的に18万円が妥当という根拠を紐解いていきます。

(例)一般的な戸建て住宅(延坪30坪程度)の場合

【原価内訳(概算)】

■足場をかけて、作業後に撤去する費用・・・15万円
■作業員手間2人・・・3万円
■ブルーシート材料費・・・1万円
合計・・・19万円
※本来はここに、諸経費や2~3割の利益が乗ります

上記が適正価格です。
※実際には足場をかけずに、長はしごで屋根に上って作業をする会社が多いのですが、正規ルールで作業員の安全を対策して行うと18万円は妥当です。

悪徳業者の具体的な見破り方

それでは、どの様に悪徳業者なのか見破れば良いのか
その判断軸を3つご紹介いたします!!

前提条件として
天災後の真っ当な工事会社(特に屋根工事を専門)は
過去のお客様の見回り点検等で、数か月先まで予定が埋まってしまいます。

天災直後に新規のお客様の仕事を請ける事の出来る工事会社は少ない

①:天災後、自ら営業に出来る余裕のある工事会社はいない
②:『今日申し込んでくれたら、直ぐに仕事します』は危険
③:見積を出せない会社は工事のプロでないことが多い

①:天災後、自ら営業に出来る余裕のある新規会社はいない

前述の通りですが、真っ当な工事会社(特に屋根)は天災後数か月先まで予定が埋まる会社多いです。
自社で過去に工事を行ったお客様のところに、点検や補修等で飛び回るからです。

私の知合いでも、2018年の関西での大型台風の影響で
約1年メンテナンスで予定が埋まった屋根工事会社さんがいます

飛び込み営業をやる余裕はないのです

勿論、工事会社さん達も本音は『折角隣まで来てるんだから助けてあげたい』が本音です。

②:『今日申し込んでくれたら、直ぐに仕事します』はNG

これは露骨ですね。
天災での被害に便乗して不安に乗っかる営業手口です。
主にブローカーに多いです。

①で述べた様に、真っ当な会社はそんな暇はないのです。
若しくは全くの素人がはしごをかけて屋根に上り、適当な補修をして金銭を要求してくるケースです。

”雨漏れ”に関する工事は建設業でも専門知識と経験のいる工事の一つです。
”雨漏れ調査”の専門会社が存在するくらいです。

不安な気持ちは分かります・・・
が、二次被害を受ける可能性が高いです。
くれぐれも慎重に

③:見積を出せない会社は工事のプロでないことが多い

一言で言うと”屋根工事”や”雨漏れ”を直す技術と知識のない会社が現れるという事です。

本来の工事依頼の流れは

①現地を確認してもらう

②見積書を貰う

③契約する

④工事をする

天災時は真っ当な会社でも②(場合によっては③も)をスキップして、作業を優先する事があります。

別記事でも紹介してますが、下記を確認してください。

☑工事内容に不明点はないか
担当者が信用できるか
アフター保障の実績はあるか(範囲や手段まで詳しく)
☑工期(工程表)は明確か
☑トラブル時の追加費用については説明があったか
支払い条件に納得したか
契約後の担当者が明確か?

特に”工事内容は必ず理解できる前確認してください”

『具体的に”今”どういう問題が起きてて”どの様に”直すのか。それに”いくらの費用”かかるのか』
これを納得してから契約してください!!

業者主導でなく、冷静に判断してください

天災に備えてやるべき事

悪徳業者の見分け方はご理解いただけたと思います。

では実際にどの様に天災に対して対策していくべきなのかをお伝えします。

①自分の加入している火災保険の契約内容を確認する

まずは、ご自身で加入されている火災保険の内容を確認しましょう。

火災保険の対象は”火災”だけではないんです

地震や台風で保険がおりるのか。
その際はどういう手順を踏むのか、いざという時に困らない様に確認しましょう。

②自宅周辺の工事会社を調べて電話帳を作っておく

屋根に限らず、家のいたるところの員旧連絡先リストを作っておきましょう!!

建物を建てた建築会社が分かれば大半の場合、そこで対応してもらえます。
しかし、建築した会社が倒産等でなくなっている場合もありますので

■回覧板等の情報紙に載っている会社に問い合わせる
■近所の人に聞く
■比較サイトを使う

等で情報を用意して、いざという時に直ぐに問い合わせが出来る様にしましょう。

まとめ

悲しいもので、天災に乗じて悪徳業者は必ず現れます
必ずです。

被災しない為の下準備も重要ですが、被災してしまった際に人的な二次被害にあわない様に
自分の”住居”としっかり向き合うことが大切です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。