リフォーム

【マイホームのメンテナンスにはいくらかかる?】戸建購入前に知るべき事

マイホーム(戸建)のメンテナンスにかかる費用

憧れのマイホームを買う前にメンテナンスにいくらかかるか確認しておこう
こんにちは。マコトです。
私は住宅リフォーム業者として住宅購入のアドバイザーをさせて頂いていた経験があります。
実際にお客様にお応えしていた戸建のメンテナンス費用についてお伝えします。

【この記事で分かる事】

■戸建住宅のメンテナンスにかかる費用感/必要時期が分かる
■メンテナンスの優先順位が分かる
■各メンテナンスを依頼する工事会社の選び方が分かる

※税金関係 / 家電品は除きます

意識しておかないと将来生活に支障が出る範囲に絞ってお伝えいたします!

戸建のメンテナンスは35年で500万円を超える

ざっとですが、最低限これくらい費用がかかると思って下さい
非常に高額です
上から優先度順に表を作成しましたので、順番に内容を説明します

☆☆☆☆☆防蟻処理(ぼうぎ)~ シロアリ対策 ~

防蟻処理とはその名の通り、蟻の対策です。

所謂”シロアリ対策”です。

何故、防蟻処理が必要なのか

”シロアリ”と聞くと木材を食べる蟻というイメージが一般的ですが
実は木材にとどまらず
・プラスチック
・ゴム類
・繊維
・亜鉛
・薄い金属
・コンクリート
まで被害が及びますので、しっかりとした対策が必要です。

一般的な防蟻材の効力や保証期間が5年間ですので5年毎に処理をしましょう。
工事は早ければ半日程度で終了します。

費用は1階部分の床面積に坪単価で積算するのが一般的です。
単価は材料によってピンキリですが、約5,000~6,000円が一般的です。

余談ですが、シロアリは蟻の仲間でなくGの仲間です。

防蟻工事はどこに頼めば良いか

建築して10年程は、建築したハウスメーカーに依頼をお勧めします。
理由は”他の部分の保障との兼ね合いがある為”です。

一般的にハウスメーカーは10年程度の保証期間を設けている事が多く、その期間に他の業者が入ると”補償対象外”と突っぱねられる可能性があるからです。

メンテナンスの際にはしっかりと”使用した材料”を記録しておきましょう。
15年目以降は、近場の専門工事会社3社程度に問い合わせて対応が良かったところにしましょう。
勿論、ハウスメーカー手配でも良いのですが
ハウスメーカーの社員が施工する訳ではないので”マージンがかかっている”という事は留意してください。

 ☆☆☆☆☆外壁 / 屋根塗装 

住宅のメンテナンスで一番イメージがしやすく、かつ高額な工事がこの外壁 / 屋根工事になります。

金額は立地や建物の形によって金額が大きく変わるのですが
一般的な分譲住宅のサイズ(延べ坪30坪)/形(建物を上から見た時に四角に近い)だと
100万円前後が一般的です。
コスト削減の為、下記の”防水工事”と一緒に行う事をお勧めします。

10年に1度行う事を推奨しています。
目安としては”チョーキング”と呼ばれる現象(手で外壁を触って手が白くなる)
これが一般的に塗り替えのサインです。
https://twitter.com/Attack1969/status/1285801417807065088

また、外壁材は通常の塗装メンテナンスをして30年~40年程度の寿命と言われているので
その時期には”塗装”でなく”張替え/上張り”が必要です。

何故、外壁  / 屋根塗装工事が必要なのか

理由は以下の3点になります。

■外壁材の劣化対策
■断熱性向上
■雨漏り対策

また、この外壁材 / 塗料は20年持ちますよ!!等と宣伝している建材もありますが
その建材と建材をつなぐ”シーリング”という材料は一般的に7~10年で劣化をする為、10年という期間は目安として覚えていてください。

外壁 / 屋根塗装工事はどこに頼めば良いか

防蟻工事と同じく最初の1回目の築10年時は建築されたハウスメーカーに見積を依頼するのが良いと思います。
ですが、非常に高額な工事の為、3社程度は比較する事をお勧めします。

比較の際のポイント

■対応
■価格
■材料
■下塗りはするか

最後の”下塗りはするか”という項目は若干専門的なので解説します。

塗料を塗る際は、3つの工程が必要です。
洗浄→下塗り→上塗り(2回以上)
この”洗浄(高圧)”と”下塗り”を行わないと塗料が剥がれてきます。
悪徳業者の場合、価格を抑える為、あえて行わない業者もいます。

必ず、確認しましょう。

私もとあるお客様からの見積もりで比較になり
50万円程安い金額で出され、他社が受注
その半年後にお客様から相談で呼び出され、塗料が雨で流れてしまってしまい
助けてほしい言われました
※この場合、私が工事していないので、助ける事は出来ません

☆☆☆☆☆防水工事

防水工事はその名の通り”雨漏れ”を防止する為に必要な工事です。

コスト削減の為、上記の”外壁 / 屋根塗装”と同時に行う事をお勧めします

費用感は20万~30万と記載させて頂きましたが主に”ベランダ”の広さによって金額が大きく変わってきます。
特に屋上に出れる家ですと面積が広い為、数十万円かかる事はザラです。
※注文住宅等で屋上を計画している人は費用対効果を良く考えましょう。
意外と屋上は持て余します・・・

何故、外壁  / 屋根塗装工事が必要なのか

シンプルに”雨漏れ等の水害を予防し、建物の寿命を延ばす”為です。

防水工事はどこに頼めば良いか

これも”外壁 / 屋根塗装”と同様の判断基準かつ同時に行うのが費用を抑えるコツです。
①建築したハウスメーカー
②塗装/防水専門工事会社

戸建のメンテナンスで一番費用がかかる項目です
必ず、3社比較しましょう

☆☆☆☆給湯器交換 ~お湯が出ないを避ける~

給湯器交換は工事の難易度は比較的高くない場合が多いです。

一般的に給湯器の寿命は10年とされています。
※早いところだと5年程度で故障が起こる事もあります。
逆に20年現役の場合もあります。

10年目までは、故障しても部品交換(2~3万程度)で納まる事も多いですが
10年を超えるとメーカーの部品を保管しておく義務がなくなる為、修理不可の場合があります。

交換の費用はガス給湯器で20万円程度
エコキュートの場合50万円程度
安くはないですが、10年~遅くとも12年くらいで交換の費用をためておいた方が良いです

何故、給湯器交換が必要なのか

シンプルに”お湯が出なくなるから”です。
勿論、お風呂も沸かせません。

壊れてからの交換の場合
故障の場合、2~3日
交換の場合、会社によっては1週間以上
給湯器が使えない事もあります。

給湯器交換はどこに頼めば良いか

基本的には10年のタイミングであれば、建てられたハウスメーカーさんで良いと思います。
繰り返しになりますが、ハウスメーカーの全体の保障との兼ね合いがあるからです。

逆に10年を超えているのであれば、ホームセンターや近くのガス会社で良いです。

☆☆☆ 便器交換 ~水回りでは最重要~

一般的な水回り4点(キッチン、お風呂、化粧台、トイレ)の中で優先順位が高いのが”トイレ”です。
他はなければないで、応急措置は出来るからです。
キッチンが壊れた・・・外食する
お風呂が壊れた・・・銭湯に行く
化粧台・・・キッチンで代用する

トイレだけはどうにもなりません・・・

便器本体価格によってピンキリですが15~20万円程の予算で一般的な交換工事は可能です。

便器交換はどこに頼めば良いか

給湯器と同様に基本的には10年のタイミングであれば、建てられたハウスメーカーさんで良いと思います。
繰り返しになりますが、ハウスメーカーの全体の保障との兼ね合いがあるからです。

逆に10年を超えているのであれば、ホームセンターや近くのチラシを配ってる様なで良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は最低限、戸建を維持するために必要な費用をお伝えさせて頂きました。

【住宅ローン(35年)を払い終えるまでにかかる費用】

■防蟻(シロアリ)工事:10万円×7回=70万円
■外壁/屋根塗装工事:100万円×3回=300万円
■防水工事:20万円ばつ3回=60万円
■給湯器交換:20万円×3回=60万円
■便器交換(1台):20万円×2回=40万円
合計:530万円

これらの他に細かいメンテナンスは発生しますが、生活に支障が出るレベルの主なメンテナンスの紹介でした。

どれも安価な買い物ではありませんので、計画的に費用を貯めていく事をお勧めいたします。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。